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この時期にだけキャンパスになる窓ガラスに、指先を滑らせ自由に絵を描く。
適当に思いついたウサギの輪郭を描いていると、指先の温度が徐々に奪われ、
目や鼻を付け足している時には冷えて感覚がなくなってしまった。
それでも尚、楽しくて止められず、体を描き足そうと窓に指先を乗せる。
すると、先ほど指先が通った場所から雫が垂れ、絵が崩れ始めてしまった。
目から垂れる雫は涙のように見え、なんだか少し悲しくなって、絵を描くのを止めた。
結露の向こうにある景色は、ぼやけてよく見えない。分かるのは日が落ちて暗闇が広がっているということだけだ。 しっかりと閉め切っていても、薄い窓ガラスからは冷気が伝わってくる。 教室のドアも前後両方閉め切ってはいるけれど、ストーブの起動していない教室の温度は低い。 黒板横の温度計は10度を少し越えたところを示している。 外の気温は知らないけれど、10度以下なんだから凍て付くほど寒いに違いない。 下校時刻をとうに過ぎた校内は静寂に包まれていた。 この階で灯りが点いているのはこの教室だけだろう。 普段ならこの時間はもう家に居て、暖かい部屋の中で夕食を食べているところだ。 鞄を持ちコートとマフラーを身に着けた格好で居るのにまだ家に帰れずにいる理由は、 自分の席に着いてせっせと紙にペンを走らせているケースケにある。 「終わった?」 「んー、もうちょい」 「まったく…耳にタコが出来るほど締切が今日だって聞かされていたのに、何で忘れられるのか不思議だよ」 「俺も不思議でしょうがない。あー、この年でもうボケが始まってきたのかな」 「ケースケの場合は正月ボケでしょ」 「あぁ、そっか」 ケースケは素直に納得して、一度止めたペンをまた走らせる。 こういうところがまだボケの続いてる証拠だと思う。 「でもまだ1月なんだからさぁ、急いで仕上げる必要無いんじゃね?」 「まだ1月って、来週から2月だよ?」 「え、そうだっけ」 「そうだよ。それに2月は日数が少ないんだから、あっという間に3月になっちゃうよ」 「あぁ、そっか」 また同じ返事をして、ケースケは作業を続ける。 「すぐ終わらせるから!」という言葉を信じて居残りに付き合ったはいいものの、 数十分が経ち下校時刻まで過ぎても、一向に終わる気配が無い。 そもそも、居残りがスタートした時点で、原稿の下書きが終わっていなかったということが問題だったんだと思う。 卒業文集の説明と下書きの用紙が配布されたのは、三学期が始まってすぐのことだった。 時間は十分にあったというのに、今日になって机の奥からくしゃくしゃになった下書きの用紙を出して 「あれ? これ提出すんのいつだっけ」と危機感ゼロの笑顔で尋ねるケースケを見たときは唖然とした。 くしゃくしゃの用紙は配られた時と変わらず真っ白で、今日中に仕上げるのは絶望的だと思った。 ケースケが用紙を持って担任のところへ相談しに行くと、担任は私と同じように唖然として、 下書きを提出していないことに気付かなかった自分を責めたが「何が何でも今日中に仕上げろ」とケースケに無理難題をふっかけた。 早かった人で清書を提出するまで5日程かかった原稿を、1日で仕上げるなんて本当に無茶な話だけれど、 印刷製本を業者に依頼してあるからには何が何でも締切を厳守しなければならない。 短い休み時間を利用して下書きを進め、やっとそれを終えて清書に取り掛かったのが20分程前のことだ。 ケースケはサインペンで丁寧に清書をしている。ここで字が汚くてやり直し、なんてことになったら本当に笑えなくなってしまうから急かすわけにもいかない。 はぁ…、いつになったら家に帰れるのだろう。寒いなぁ。雪降ってもおかしくないよ。 ストーブの前に立ってみても、消火してから時間が経っているから、ちっとも暖かくない。 「生徒が残って頑張ってるんだから、ストーブ点けてくれればいいのに」 「灯油の節約だろー? 寒いなら俺のマフラー巻いていいけど」 「マフラー2枚も巻いたって苦しくなるだけだよ」 「だって俺コート着て来てないし」 「着て来たとして貸してくれても、コートを重ね着してる人見たことないから」 「俺も見たことねー」 ケースケの気楽な笑い声が教室に響く。あぁ本当に危機感ゼロだ。もう終わりが見えてるから完全に気が抜けてしまっている。 「もう、笑ってないで早く終わらせてよね。あとどれくらいなの?」 机の前まで行って原稿を覗いてみると、半分をちょっと過ぎたくらいのところまで清書されていた。 いくら丁寧にと言っても、これはちょっと遅すぎではないかと思う。 「まだ半分って…」 「じゃぁ代わりに書いてくれよ」 「お断り。最後まで自力で頑張ってください」 「ちぇ」 ケースケは不服そうな顔を見せ、また黙々と作業を続けた。 私が文字を真似しながら書いていくよりも、本人が書いたほうが早いに決まってる。 さっきよりも書くスピードが少し早くなっているし。 それにしても、無理だと思ってたけど本当に原稿を1日で仕上げちゃうなんて凄いな…、 私がケースケの立場だったら「もう載らなくてもいい!」って泣き出して諦めるだろうな。 「仕方ないなぁ」 わざとらしく溜息混じりでそう言って、ケースケの前の席の椅子に座った。 そして、ケースケのペンケースから消しゴムを取り出して、既に清書が終わっている部分の下書きを消していく。 「おー、サンキュー」 ケースケは顔を上げて笑顔でお礼を言った。 これくらいのことで、そんな嬉しそうな顔しないでほしい。なんか照れる。 「、そんなに強く消されると紙破けるんだけど…」 「あ、ごめん」 無意識に力を込めてしまっていたらしく、紙が破けてしまいそうなくらいの勢いで消しゴムをかけていることに気付いて慌てて手を止めた。 再度、窓のほうへ目をやった。相変わらず暗闇が広がっている。 雪、降るのかな。朝の天気予報はなんて言ってたっけ…。 余所見をしているうちに、ケースケの清書は終わりへと近づいていた。 私も力加減に注意しながら下書きを消していく。 「よし、終わったー!」 私が最後の行の下書きを消し終えたとき、ケースケが叫んだ。 そして、出来上がったばかりの原稿を見ながら達成感に浸る。 それとは逆に私は疲労感に浸りながら、机の上に散らばった消しカスを集めた。 これでやっと帰れる…長かった。 「じゃ、職員室行ってくっから」 「私、昇降口で待ってるよ。鞄とか持ってくね」 「あぁ、サンキュ」 ケースケはそう言うと、原稿を持って職員室へと走っていった。 手のひらに乗せた消しカスをゴミ箱へ捨てて荷物を持ち、教室の電気を消して昇降口へ向かう。 教室の電気を消したことで廊下は真っ暗になってしまったけれど、辛うじて階段の電気だけは点いていた。 真っ暗で静まり返った校内は不気味だ。物音ひとつしないし、教室よりひんやりしてるし…幽霊が出たらどうしよう。 霊感は無いけど、見てはいけないものを見てしまうかもしれない。やだやだやだ、そんなの見たら気絶する。 冬だし、幽霊なんて、ね! …と、思えば思うほど怖くなってきた。早く昇降口行こう。 急ぎ足で階段を降りていると、ふっと目の前が暗くなった。瞬きをして、瞼が開いていることを確認したが変化は無い。 「え?」 で、電気が消えてる…! スイッチなんて触ってないのに何でいきなり消えるの? 真っ暗で何も見えないし、一向に電気が点かない。 手すりを掴んでいた手に力が入り、私は手に持っていたケースケの鞄をぎゅっと抱きしめて固まったように動けなくなった。 怖い怖い怖い。何でこのタイミングで消えるの? 幽霊がここに居ますよって教えてるの? …まさか、ね。そんなはずは、ね! 強く自分に言い聞かせるものの、額にうっすらと冷や汗が浮かぶ。 人の気配を感じ取ろうと耳を澄ませてみるが、足音も物音も聞こえてこない。 どどどどどうしよう…! 焦ってパニックになってオロオロしても、助けてくれる人間は近くに居ない。 怖いけど、消えてしまったものは仕方ない…傍にスイッチは無いし、手すりを頼りにゆっくり降りていこう。 踏み外さないように慎重に降りて、やっと踊り場に辿り着いた。折り返して数段降りれば昇降口はすぐそこだ。 怖さも薄れてきて、肩の力を抜いたとき、視界に何かが入り込んだ。 ぼんやりと壁に映る、ゆらりと動く丸い光。え? と思った瞬間、それはフッと消えてしまった。 今の光が何だったのか確かめるべく、顔を上げて辺りを見渡す。 けれど丸い光など最初からなかったかのように、目の前には変わらない暗闇が広がっていた。 次の瞬間、暗闇だということも忘れて、一目散に階段を駆け下り始めた。 そして、まだ電気の点いていた廊下を息を切らしながら走りぬけ、昇降口へ駆け込む。 冷気と静けさが漂う昇降口には、まだケースケの姿は無かった。 乱れた息を整えながら、頭の中を整理しようとしたけれど、背後から足音が聞こえてきてハッと振り返った。 思わずまた肩に力が入ったが、やってきたのがケースケだと分かってほっとした。 「さみーな! ヤバいってこの寒さは…って、どした?」 ケースケは上履きを脱ぎ捨てスニーカーに履き替えながら、 まだ上履きを履いたまま立ち尽くしている私に気が付き顔を覗き込む。 「でででで、出た…!」 「出たって、何が?」 「ひ、人魂」 「人魂ぁ? 気のせいじゃね、そんなもん」 「ちがっ、ほんとに見たんだから!」 「どこで? トイレ?」 「階段」 「へえ…、学校の階段で怪談か」 「あ、靴履き替えなきゃ」 ケースケの言葉はあえてつっこまないことにして、履いたままだった上履きを脱ぎ捨てローファーを履いた。 長時間寒い場所にあった靴は冷え切っていて、靴下越しに冷たさが伝わってくる。 できることなら上履きのまま下校したかったが、そういうわけにもいかず我慢した。 「、いまの笑うとこ」 「そうなんだ」 「納得しないで笑えよなー…っていうか、いつまで俺の鞄抱きしめてんの?」 「…暖めてあげてるんです」 「教科書暖めてどうする…あ、やべ、昼に食べなかったパン入ってんだった」 「パンは潰して食べた方が美味しいのよ」 「いや、潰したら中身出るから。言い忘れたけど、それクリームパンだから」 たとえパンが潰れてケースケの教科書がクリームまみれになっていたとしても、それは私の責任じゃない。 全ては幽霊のせいだ。っていうかこんな日に限ってパンを鞄に入れているケースケも悪い。 私がそう言うと、ケースケは「昼は原稿書くのに必死だったんだから仕方ないだろ」と言った。 あぁ、そういえばそうだった。 「ご、ごめんなさい…」 「あーあ、怖くて開けらんねぇよ」 謝りながら鞄を差し出すと、ケースケは笑いながらそれを受け取った。 どうかパンの袋まで破裂してませんように。後で私のと交換しろとか言われるのも嫌だし…とか思っちゃう自分は勝手だと思う。 街頭がぽつぽつとだけある人気の無い暗い道に、自転車のライトがぼんやりと光る。 吐く息は白く、頬に当たる風はぴりぴりとして冷たい。 けれど、ケースケのお腹にまわした私の両腕は、少しだけ温かかった。 自転車の二人乗りはルール違反だ。でも、近道と称した通学路から少し外れた通りに人影は無い。 万が一の確率で誰かに注意されたら素直に謝ればいいよ、と学校を出る前にケースケが言っていた。 私も、この時間にこの道で学校の関係者に遭遇することは無いだろう、と安易に考えて自転車に乗ったものの、 バレた時のことを想像して少し不安になってきた。 正義感が強いとか、そういうんじゃなくて、ただの小心者だ。そう自覚して、なんだか情けなくなってきた。 「ねー、やっぱり降りる。ライト付けて私乗せてたら重くてしょうがないでしょ?」 「別に重くないし、人居ないから気にすることないって」 「確かに人居ないけどさ…ってか居なすぎて怖い。何か出てきそう」 「何かって?」 「変なおじさんとかさ、電柱の影からバーンと飛び出してきたりして」 「笑うしかないな、その場合」 「笑わないで逃げてよ!」 …はぁ、ほんとに危機感ゼロだこの男。ほんとにおじさん出てきたら、ケースケ置いて全速力で逃げよ。 「そんな気にしなくたってさぁ、出てこねぇって。こっち二人だし、自転車だし」 「そうかなぁ…でも幽霊とか出たら、人数も自転車も関係ないよね」 「じゃあ後ろから走って追いかけてくるかもな」 「イヤァァァ! 怖いこと言わないで!」 背筋にぞっと寒気がして、ケースケのお腹にまわしていた両腕に力を込めた。幽霊が出てきたら、ケースケも巻き添えだ。 「ちょ、苦しい! 冗談に本気でビビんなよ!」 「さっき本当の霊見たっていうのに冗談もなにもないっての!」 「え、マジで信じてんの? 階段の怪談」 「信じちゃ悪い? ほんとに怖かったんだから、アレ!」 思い出しただけでも背筋が凍る。生まれてこの方、心霊現象を目の当たりにしたのはアレが初めてのことだった。 「実はさぁ…」 声色を変えたケースケの声が静寂の中に静かに響いた。 人気のない道を抜けて信号を渡ると、車の行き交う通りへ出た。 見慣れた道が、道路沿いの複数の街頭にぼんやりと照らされている。 「俺も見たんだ、光」 「え! ほんとに?」 「うん、マジ」 思いもしない言葉に思わず声を大にして聞いてしまったけれど、 数台の車が横を通り過ぎる音に紛れたから目立つことはなかった。 ぎゅっと力を入れていた腕を緩めて顔を上げてケースケを見た。見た、と言っても、 真後ろからじゃ後頭部と冷えて赤くなった耳しか見えない。 ケースケ、マフラーしか身に付けてないから寒いだろうな…。 「それ、どこで見たの?」 「職員室に行く途中の廊下で」 「えっ、じゃぁ私より先に見たんだ…うわぁあ」 階段での出来事を思い出してまたゾッとする。やだなぁもう、学校怖くて行きたくなくなるよ…! 緩めていた腕に再び力を入れて、ケースケの背中に額をくっつける。 元はと言えば、ケースケが悪いんだ。居残りに付き合わなければ、あんな怖い思いしなくて済んだのに。 …でもやっぱりさっきのクリームパン破損未遂事件のごとく、ケースケに全責任を押し付けるのは間違ってるかな…。 ちょっと恨んでやろうかと思ったけど、取り消しておこう。ごめんケースケ。 そうやって頭の中で葛藤していると、額をくっつけてるケースケの背中から小刻みな振動が伝わってきた。 不思議に思って額を離し、また後頭部に目を向けてみる。 「ッ…ハハハッ、やべーもう我慢できね」 「へ?」 なにがどうした…! 状況のつかめない私を置いて、ケースケは一人で笑い始めた。 閑静な住宅街に入ったということで声のボリュームは抑えてるものの、暗闇に響く笑い声はちょっと不気味で、 ケースケが悪霊に取り付かれたのかと思って身体が少し強張った。 けれどケースケがちょっと後ろを振り返って「悪ぃ」と笑う顔がいつもと何ら変わりないからすぐに強張りは解けた。 「な…なんで笑うの?」 「だからさ、怖がりすぎなんだって…あの光、人魂なんかじゃないから」 「まだ疑ってるし! ほんとに見たんだってば!」 「いやだから、見たことに違いはねえけど、人魂じゃないからアレ」 「うそっ…、じゃぁ何だって言うの? あれもしかして妖精? ティンカーベル?」 「違うって。おじさんだから、正体は」 「おじさんの妖精?」 「人魂より怖えよソレ!」 いやどっちもどっちだろ、と思ったけど口には出さないでおいた。 ん…? よく考えてみれば、妖精は妖精なんだから人魂より数倍マシかも。 あぁでも実際に目撃してしまったら、やっぱりビジュアル的にアレだから逃げるかもしれない。 そんな未知との遭遇がこれからの人生に無いことを祈った。 ケースケはふぅと息を吐いて気を取り直すと、改めて「おじさんなんだって、普通の人間の」と言った。 「が見た光は、懐中電灯の光。警備員のおじさんが見周りしてたんだよ」 「んなっ…!」 廊下で会ったとき懐中電灯持ってたし、とケースケは付け加える。 ケースケが職員室へ行く途中で見た光は警備員さんに間違いない。 けれど私が見たのは、本当に懐中電灯の光だったのだろうか…心にいくつか疑問が残る。 「じゃ、じゃあ電気は? きゅきゅ急に消えたんだよ!」 「ちょっと落ち着けよ」 どもる私に、ケースケは笑いながらそう言った。落ち着いてなんかいられるか! 走行中の自転車は徐々にスピードを落としてゆっくりと停止する。 顔を上げて見てみれば、そこは私の家だった。 いつもは長いと思ってしまう学校までの距離も、話しながら自転車に乗っていたら本当にあっという間だ。 「だから電気もおじさんが消したんだろ。俺が居残りしてることは知ってても、が居るのは知らなかったんじゃね?」 ケースケは自転車を降りた私に、カゴに入れていた鞄を差し出す。 ありがとう、と受け取る時に触れたケースケの手は赤くかじかんでいて、とても冷たかった。 「ていうかケースケさ、途中から私のことからかってたでしょ」 「取り乱してる姿が面白くてさ。まぁとにかく、怖がる要素は一つも無いんだから安心しろよ」 「あ、まだある…」 無事解決、とにこやかに笑うケースケとは対照的に、私の顔はひきつってまた青ざめる。 「私、何も聞いてない…物音も、足音も」 怖いけれど、またあの時の状況を思い出してみる。 あの時、右手は階段の手すりに、左手はケースケの鞄を持っていた。 だから耳を塞いでいたなんてありえない。聴力に問題も無い。 ていうか、あれだけ集中して耳を澄ませていたのだから、音がしたら絶対に気付くはずだ。 「うわ、じゃあマジで階段で怪談か」 「否定してよ! 怖いじゃん!」 「んなこと言われても…おかしいな。俺がおじさんと会った時、革靴がコツコツ音してたんだけど」 ヒギャーッ!! と、女の子とは思えない叫び声を上げようとしたけれど声が出なかった。 その代わりに私の口は金魚のようにパクパク動いてる。 「最初から気のせいだった、ってこともあるし気にすんなよ。もしが居残りする時は付き合ってやるからさ」 目の前の人間が恐怖に怯えてるというのに、ケースケは笑顔でそう言ってのけると「また明日!」と爽やかに帰って行った。 |
金色に光るものが今 (09:ケースケと寒心) / 2006.08.09 | 戻る |